RoadsterにGoPro Hero10 Black
ドライブレコーダーにGoProのHero10 Blackを使い始めて1年半ほど経った。当初は熱停止が頻発するだろうと1台で様子を見ていたが、真夏の長距離でも止まらずに撮影できると分かったところで2台に増やし、調子が悪いまま使い続けていたPioneerのVREC-DZ700DLCは完全に取り外した。
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GoPro HERO10 Black |アクション水中Wi-Fi webカメラ | GoPro
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VREC-DZ700DLC | ドライブレコーダー・SDメモリーカード | カーナビ・カーAV carrozzeria | パイオニア株式会社
Roadsterへの取り付けはRec-MountsのマウントアダプターとUlanziのGP-4を組み合わせて、エアロボードに2台並べて固定する形に落ち着いている。
電源はAnkerのPowerDrive+ III Duoと、mophieのUSB-Cケーブル、GoProのUSBパススルードアを組み合わせて、助手席の足元にあるソケットから取っている。バッテリーは基本的に使っていない。USB給電で撮影するときにバッテリーが入っていると、ほぼ確実に熱停止を起こす。
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Anker PowerDrive III Duo with Quick Charge 3.0 | カーチャージャー・充電器の製品情報
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USB-C Cable with USB-C Connector
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USBパススルードア (HERO11 & 10 Black) | GoPro
ファームウェアはGoPro Labsのものを使っていて、GPSでの時刻同期、シャッタースピードの下限設定、電源供給による自動起動を有効にしている。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| GPS time synchronization |
!MSYNC=1
|
| Maximum shutter angle |
!MEXPT=1
|
| Wake on power |
!MWAKE=2
|
起動は自動に設定しているが、撮影の開始と停止、電源のオフは自分で操作していて、実際の操作には複数台を一括操作できるCamera Tools for GoPro Herosを使っている。
撮影の設定は、露出をある程度カメラ任せにしつつ、熱停止しない程度に処理エンジンの負荷を抑えながら、映像の情報量が減りすぎないようにしている。西日本側へ遠出するときにフリッカーの周波数を切り替える以外は、状況によらず2台とも同じ設定値のままで撮っている。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| Anti-flicker | 50Hz/60Hz |
| Bit rate | High |
| Color | Natural |
| EV compensation | -1.5 |
| Frames per second | 25/30 |
| HyperSmooth | Off |
| Lens | Linear |
| Maximum ISO | 800 |
| Maximum shutter angle | 180° |
| Minimum ISO | 100 |
| Raw audio | Off |
| Resolution | 5.3K |
| Sharpness | Medium |
| Shutter | Auto |
| Video performance modes | Maximum video performance |
| White balance | 5,000K |
| Wind | On |
ループ撮影はせず、普通に撮っていることもあって、microSDカードはSanDiskのMax EnduranceではなくExtremeを使っている。
ドライブレコーダーにアクションカメラを使ってみようと考えたきっかけはVREC-DZ700DLCの不調だった。
修理に出そうかとも思ったが、そのために内装を剥がして取り外す手間や、修理から返って来るまでの代替の用意、返って来たものをまた元に戻す手間、不調が再発する可能性などを考えると、別の手段を探す方が良いように感じた。
ドライブレコーダー専用のカメラと比べれば、割り切ったところはあるが、こういう汎用のカメラを使う方が、むしろストレスは少ない。